不動産考察

最近の新築マンションの価格・・・高すぎませんか?

先日ふとコンビニに置いてあった住宅情報誌を持ち帰り、いろいろ目を通していたのですが、正直な感想は「すべて高い!」です。
基本的に新築マンションは分譲デベロッパーが販売を行いますので、我々はご紹介はできません。だからいうわけではありませんが、プロの私が見て高いと感じるまでの相場に来ている印象です。
それでも現在新築マンションを検討中の方に、選ぶべきポイントを私なりにお答えします。

2017年6月現在新築マンションを選ぶポイント

1、都心部のプレミアム物件を購入する
相場が高いからこそ、都心部の超一等地で分譲される物件があります。これらはエリアが限定され物件数も限られれているため資産価値が高く相場も崩れません。
ただしそもそもの金額が億ションですので、私も含め通常は検討するのはかなり厳しいです。

2、各鉄道会社の主要沿線の駅近物件
駅近のマンションや再開発マンションは今後も強い需要が期待できます。基本的に駅近物件が人気である点や賃貸時の需要など考えた場合に安全であること、また高齢化に伴う土地持ちの方の入居が今後も増えるので相場は守られます。
ただし分譲価格のほとんどは、そもそもそのような土地持ちの方からの住替え需要を見越してつけられていますので、一次取得者(住宅ローンで購入する方)にとっては割高かと思います。

3、駅から8分以上離れている新築マンションは買う必要ありません
住宅情報誌でたびたび見受けた一番買うべきでない物件は、駅から離れているマンションです。たとえそれが23区内だとしても、大規模開発だとしても、教育環境が整っているとしても、です。
もし検討されているならば、中古マンションでお探しをお勧めします。

結論

やはり検討するのは、土地付き戸建てや割安な中古マンションではないでしょうか。
良い土地があれば注文住宅の検討もいいでしょう(なかなかちょうどいい土地は見つかりませんが・・・)
ご相談あれば何でもお気軽にお伝えください。